私は10数年前、外壁用仕上げ塗料の防汚性能を評価するため、14種類のシリコン塗料を曝露試験しました。
それぞれの塗料は高耐候性と低汚染性を謳っていましたが、数ヶ月間の放置後、汚れの付着具合に明確な差が見られました。
大手メーカーの塗料でも早期に汚れが目立つものがあり、期待通りの性能が発揮されない製品も少なくありませんでした。
とても優秀な塗料があったのですが、残念ながら数年前から製造を中止しています。
ですので、現在ではラジカル制御形を用いたり、メーカーや塗装職人さんからの情報で塗料を変えています。
毎年のように新製品が生まれては消えています。
悩んだ私はコーティングを試すことにしました。
お客様の協力もあって、現在、藻や雨染みが付着することが少ないコーティングを仕上げに用いています。
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